アメリカで「ガーデニング」と言えばそれはもっぱら家庭菜園のこと

アメリカでも家庭菜園

アリゾナに住んでいた頃、あまりに暇だったので庭でピーマンを育ててみたことがありました。しかし、ちっとも収穫がなく楽しくない!と、いうのもアリゾナの家は郊外にあり野原の一軒家状態で周囲には野生動物がわんさか。ウサギや鳥がやってきて、実どころか葉っぱまで食べちゃう。こと家庭菜園に関しては野生動物との共存はアリゾナでは難しすぎでした(^^;

しかし、ここオハイオに引っ越してすぐに夫が「前の家の持ち主が家庭菜園をしていたみたいだよ。うちらもやろうよ!」とやる気満々。見ると、裏庭の一角に柵で綺麗に囲んだ家庭菜園のスペースが。「向かいの家でも家庭菜園をやっているみたいだし、きっとそんない手間暇かけなくてもできるよ」という夫の掛け声にしかたなく私も重い腰を上げたのでした。

家庭菜園は楽しい

近くのホームセンターに行ってトマト、赤ピーマン、イチゴ、スイカの苗、それにズッキーニ、絹さやの種も購入。植えたのは六月の中旬で少し遅いかなと思ったのですが、どんどん大きくなって今ではこんなです(^^)

木枠で囲まれた家庭菜園。中央にはトマト、手前にはズッキーニが育っている。

裏庭の一角に設けられた家庭菜園スペース。木枠からはみ出す勢いでスイカが育っています。

手前に見えるのがズッキーニ。中央の茂みはトマト、木枠からはみ出すようにして芝生の上に広がっているのがスイカです。アリゾナと違って雨の多いここオハイオでは特に毎日水遣りをする必要もなく、また、土地も肥えているため肥料を与えなくてもこの状態です。

スイカとイチゴを植えたがったのは夫で、理由はスイカとイチゴを毎日食べたかったから(苦笑)

でも、家庭菜園ベテランの夫の叔父いわく、「イチゴは最初の年は花がついたら全部摘み取って実をつけさせず苗を大きく育てることにしたほうがいいよ。そうすれば来年何もしなくても雪解けとともにイチゴが生えて実をたくさんつけるから」

「えー、じゃあ、今年はイチゴは食べられないのかー(;、;)」と、収穫を楽しみしていた夫はがっかり。

しかし、数日前からスイカが実をつけ始めました!(^0^)

スイカの実が中央にうつる家庭菜園の様子

既に直径20センチほどに大きくなったスイカ。あと一週間ぐらいで食べられるかな?

スイカ大好きの夫、小躍りして喜んでます(笑)

そして、ズッキーニも。

ズッキーニの花。黄色で花びらが五つついている。

黄色い大きな花をつけているのはズッキーニです。

家庭菜園、ズッキーニの実がなっている様子

派の影に隠れて見えませんでしたが、気がついたら10センチほどに成長してました。もう食べられるかも(^^)

ズッキーニを育てたのはこれが初めてで、こんなに簡単にできるとは思っていなかったのでつやつやのズッキーニを発見した私は感動。

トマトは今日現在こんな感じです。

緑のトマトがなっている家庭菜園

青いトマトが鈴なりです。

そして絹さやは、

絹さやの紫の花が中央に見え、実が左端になっている

小さな紫の花をつけた絹さや。小さい実が写真左はしに見えています。

アメリカでは、絹さやの事を「スノーピー」と呼び、中国料理店でよく見かけますが、絹さやはアメリカではあまり人気がなく家庭で食卓に上ることはかなりまれです。そのせいかスーパーで買おうとすると結構高級品です。

私「わー、毎日スイカにトマト、ズッキーニが食べられそうだね」

夫「問題は、いっきに何個もスイカを食べられないってことだなー。うーん、どうしよう」

スイカ大好きの夫は毎食でもスイカを食べる人なのですが、思ったよりたくさん実をつけてうれしいような困ったような(笑)

その点、ズッキーニはいろいろな料理に使えるし、ズッキーニブレッドにすれば冷凍も可能です。トマトはトマトソースにすれば長期保管できパスタやピザを焼くときに重宝しそう(^^)

うーん、収穫が待ちどおしい!

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