アメリカで大判焼きを焼くぞ!
アメリカ在住7年目を迎え、だんだん日本の文化を忘れつつある中、少しでもお正月気分を出すために大晦日に小豆を煮てあんこを作り新年にはお餅を焼いて食べました。去年は袋の日本語表記にだまされて中国産小豆を買ってしまいましたが今年は初めから日本国産は諦め韓国文字のついた韓国産小豆を買ってみました。ところが、お餅だけでは食べきれない程の大量のあんこができてしまい、それならということで夫の好きな大判焼きを作ることに。
前回ホットケーキの素とマフィン型を使ってオーブンで焼いたときは、形も味も今一で納得のいかない仕上がりでしたので、「今回こそは日本のお店の大判焼きを作るぞー」と、休みで家にいた夫にも手伝わせ意気込んで作業開始(^0^)/
型を作る
まず大判焼きの型を用意。使用したのは、缶詰の空き缶と先日お買い物に町に出た時に見つけたEnglish Muffin Rings。たまたま家にあった空き缶はそのまま使うにはちょと高さがありすぎるので、夫に四等分にカットしてもらいました。
材料
前日に試作品を作っていろいろ配合を変えてみて一番おいしかった組み合わせはこちら:
- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 重層 小さじ1
- 卵 2個
- 牛乳 100cc
- 水 120cc
- グラニュー糖 大さじ1
- 黒砂糖 大さじ1
- 蜂蜜 大さじ2
- 塩 少々
- サラダ油 小さじ1
作り方
- 薄力粉、ベーキングパウダー、重層を合わせふるっておく。
- ボールに卵、牛乳、水、グラニュー糖、黒砂糖、蜂蜜、塩を入れハンドミキサーで混ぜる。
- 粉類をふるい入れハンドミキサーでだまがなくなるまで良く混ぜる。
- 最後にサラダ油を入れて混ぜる。
- 鉄板もしくはホットプレートを150度に温める(ガスレンジを使用の場合は中火より若干弱め)。
- 型の内側にサラダ油を塗る。
- 型に生地を流し入れる。
- ホットケーキを焼く要領で表面にフツフツと泡立ってきたらあんこを入れる。
- 上から生地を流し入れる。
- 型ごとひっくり返して反対側を焼く。
- 火が通ったら型から抜いて再度両面を焼いて完成!
完成
お店のものよりちょと厚さが薄めではありますがお味はかなり近い仕上がりで大満足(^^)
試作品では、型を二つ使って一方にあんこもう一方は上に重ねると言う風に焼いてみましたが上手に重ねることができず、あんこの上から生地を流し入れてひっくり返すという方法をとったところ焼きあがりも綺麗にあんこもはみ出さず上手にできました。
アリゾナのうちの近所のスーパーでは日本の白砂糖が売っていないので今回はこくを出すために黒砂糖を使っていますが白砂糖だけ、もしくは蜂蜜だけでもおいしいかもしれません。型の高さをもう少し高くしても良かったかなと思うのですが、型がアルミ製で熱伝導率が銅より低いためどうしても上の方が生焼けになるので今回は厚さ薄めの大判焼きにしました。あんこは、かなり甘めの方がおいしいです。
今回は、昔お店のアルバイトでホットケーキを焼きまくっていて「ホットケーキをひっくり返す」事に自信大ありの夫が「焼き担当」でした。夫曰く、「最初に生地を入れてからひっくり返すまでに5分。ひっくり返してから3分焼くと生地の中まで火が通って完璧」だそうです(^^)
早速出来上がりを試食したところ超うま~!
新潟の実家の露店で売っている大判焼きより食感はどちらかというと「どら焼き」に近い感もありますが、夫は「大判焼き~」と大喜びで食べていました。アメリカ人なのに日本のお菓子が大好きで良かった~(^^)
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