Tuolumne Medows, ヨセミテ国立公園、トェアラムニー・メドーで二回目のテント泊

ヨセミテ国立公園最後のキャンプ地は、初日に泊ったトェアラムニー・メドーです。初日の雨の中のテント泊はちょっぴり不便でしたが、今回は快晴。あまりの良いお天気にヨセミテ渓谷に長居をしすぎて、トェアラムニー・メドー・キャンプ場に到着したのは午後の六時過ぎ。既にオフィスは締まっており、受付にはこの日のキャンプサイトを指定した紙が一枚置いてあるだけ。「しまった~、遅かったー」と残念がっているのはわが夫。なんで遅いと悪いかって? それは…

ヨセミテ国立公園、トェアラムニー・メドー・キャンプ場

六月二十七日、午後六時を回ったキャンプ場の入り口には既に「満杯」のサインが。でも、私たちはちゃんと予約を入れてあったので、宿泊自体は問題なし。では、なぜ旦那が「しまった~」とわめいていたかと言うと、午後五時になるとオフィスの公園管理人が帰ってしまうため。そして、それまでに受け付けをすませなかった予約客のキャンプサイトは、公園管理人の権限で適当に割り振りされてしまうのです。「パーク・レンジャー」と呼ばれる公園管理人が詰めている時間帯に到着するとキャンプサイトの地図を見せてもらって自分の好きなサイトを指定できるのでした(^^)

夫は初日にテントを張ったGのサイトが広く隣のテントからも離れていて静かでよかったのでそこにしたかったようなのですが、既に遅し。ということで、公園 管理人に指定されたAの44へ。前回テントを張った場所とは、正反対に位置するAサイト。比較するとなるほど、お隣さんと近い。でも、なにやら水の流れる音が…。

実は、この Aのサイトはトェアラムニー川に沿った形で設置されているので、川から近くとっても眺めが良いのでした~。

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こんな景色が私たちが宿泊したテントサイトのすぐそばに! (トェアラムニー・メドー・キャンプ場の傍を流れるトェアラムニー川)

そして、おトイレの近い私に嬉しいことにトイレもそんなに遠くなく、かつ、ブラックベア―が出没しやすい共同ごみ捨て場からは遠い(^0^)

トェアラムニー・メドー・キャンプ場

日暮れが近かったので早速テントを張って夕飯の支度

キャンプ用ガスレンジ

今回のキャンプ用にキャンプ用ガスレンジを購入。風もよけられ、かつコンロが二つ付いているので便利。

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食事が済んだら既に夜の九時過ぎ。夜間には夏でも零度近くまで気温が下がるのでいっぱい着こんで寝袋へ。おやすみなさーい。

ついでに言えば、両サイドのお隣さんは結局この日現れなかったのです。つまり、お隣さんのキャンプサイトは朝まであいたまま。隣を気にすることも無く、ゆっくりとできたのでした。公園管理人さん、素敵なキャンプサイトを指定してくれてありがと~(^0^)/

トェアラムニー・メドー キャンプ場の朝

この夜は熊に悩まされることもなく朝までぐっすり。そして、翌朝、夜明けとともに目が覚めたので朝食の前に近所を少し散歩することに。というのも、夜明け近くは野生動物の観察にはピッタリの時間だからです(^^)

ちょっと行くと川沿いには名前のわからない小さな青い花が咲き乱れていました。

トェアラムニー川沿いに咲く花

トェアラムニー川沿いに咲く花

この日の朝は冷え込み、霜まで降りたぐらい。橋の向こう側は日が当たって暖かそうなので、そちら側に行ってみることに。

トェアラムニー川にかかる橋をわたる

トェアラムニー川にかかる橋をわたる。寒いので、手はポケットに、そして、頭まですっぽりとカバーしてます。

すると、いました!!

ヨセミテ国立公園の野鹿

鹿!

一定の距離を保てば逃げることも無く、ゆったりと草を食べています。

ヨセミテ国立公園の鹿

警戒して時々こちら側をみるものの、人に慣れているのか逃げない

そして、反対側の岸辺にも、鹿の群れ。

ヨセミテ国立公園の鹿

親子なのか仲良さそう

トェアラムニー・メドー・キャンプ場近くの景色

ゆっくりと流れる川には魚も見えました

日がだんだん高くなってきた七時ごろには、たくさんいた鹿もいつの間にか朝もやの残る山深くと消えて行きました。「早起きは三文の徳」とよく言いますが本当にそうですね。ヨセミテ国立公園の動物は全くの野生。ですから、会えたらラッキー。この日朝早く起きて散歩に出かけなかったら、こんな風に「鹿にご対面」はできなかったはず。

川面に映る美しい青い空を眺めながら「やっぱりトェアラムニーのキャンプ場にして正解」と思いました。ヨセミテ渓谷内も綺麗ですが、ここトェアラムニー・メドーは時間がゆったりと流れているような美しさがあり、渓谷内と異なり人の数も少なく、にぎやかさから離れ本格的アウトドアライフを満喫するには最高の場所だと思います。

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